今回は植木屋が雨だと仕事をしない理由
について書いていきたいと思います。
そもそも、なんで植木屋は雨だと出来ないの?
雨が降ってしまい施工日なのに作業が出来ない日というのはあります。
その場合はお客様に施工中止のご連絡をいれるのですが、
中止となる理由について、お客様に「雨ですので中止です」と話しても充分な理解を得られない場合があります。
そこでお話しする理由は3つです。
庭を汚してしまう。
危険度が高くなる。
作業効率が悪い。
それぞれ詳しく解説していきます。
1 庭を汚してしまう。
お庭ですので、土の部分というが少なからずあると思います。
植木の剪定や除草ではそういった場所の仕事にもなりますので
どうしても足を踏み入れなければなりません。
そうすると泥が靴で汚れ、その汚れた靴で色々と歩くので、足跡が残ってしまいます。他にもブロアを使ったり、除草機をまわせば泥が散乱し建物も汚しかねません。
お庭を綺麗にするために植木屋を呼んだのに、汚されたのでは本末転倒になってしまいます。
2 危険度が高くなる
これは手元や足元が滑ってしまい、ケガの可能性が高くなるということです。
仕事柄、樹木や脚立など高所に登ることが多く、手元で扱うものは我々はハサミやノコギリといった凶器です。
普段からも注意深くしなければなりませんが、そのようなリスクが圧倒的にあがります。
職人としてケガをしないことも重要です。もしケガをすればお客様に迷惑をかけてしまいます。
そのためのリスクはなるべく減らしたいのです。
3 作業効率が悪い
これは雨によってハサミが切れなくなったり、晴れの日ならば使える電動の道具が使えない、雨で落ち葉などの掃除が難しいなどベストな仕事が出来ないということです。
せっかく呼んでいただいたのに、ベストな中嶋の仕事を見ていただけないのでは私としても残念ですし、お客様に申し訳がありません。
以上の3つの理由から、朝から雨の場合の仕事はお断りをしております。
途中で雨が降ったら?
小雨ぐらいであれば、終わらせます。
そのためレインコートや長靴はかかせません。
ちなみに、使ってきた長靴の中ではアサヒの長靴がお気に入りです。
足跡が残りづらく、耐久性も抜群です。
勿論、最終的に掃除が綺麗に出来ればという判断基準です。
出来ないなと感じたら、後日、晴れた日に再度、施工させていただきます。
というわけで雨の日に仕事をしない理由を書いていきました。
中止となる理由についてお客様にお話をして
納得していただくことも重要な仕事の一つだと中嶋は思っております。
何か疑問や気になる点などがありましたら、是非お話ください。
今回も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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